炎の城は崩れ去り、そして今
恐怖の時代は幕を閉じた。
幾筋もの炎の舌が天を焦がし
大地にはエクソダスの断末魔
が響く。
空を厚く覆っていた黒い雲は、
風の流れと共に消えていく。
ソーサリアの王国に再び平和が
訪れた。
世界に満ちていた魔物の叫びは
消え去り、苦痛と悲劇は過去の
ものとなる。
懐かしい城に着くと、4人は
長く苦渋に満ちた旅の終わりを
感じるのだった。
4人の冒険者は、使命を果たし
今、4人の勇者となって城へ
凱旋した。
若く、英知に満ちた王、
ロードブリティッシュは4人を
迎え、そして言った。
「おお、真の勇者たちよ!
聞こえるであろう、
汝らを称える民の声が。
我らは勝ち取ったのだ。
真の平和と、栄光を。
来たまえ、諸君に見せたい
ものがある。」
王は彼らを街の見降ろせる、
テラスへと案内した。
4人が姿を見せると同時に、
民衆の歓声がさらに高まる。
そして、北の方角には
彼らの知らない、荒々しい
大山脈が広がっている。
「エグソダスを封印したとき
突如、地震が起こり
あの山脈が隆起した。
どうだ、まるで蛇の背骨の様
ではないか?
我らはあの山脈を、
「サーパンツスパイン」と
呼ぼう。
汝らの勇敢な旅は、
あの山々と共に、永遠に
語り継がれよう。」
王国に不安の影を落とすものは
もう存在しない。
そして、この冒険の物語は、
吟遊詩人イオロの手により、
語り継がれていった。
王国は繁栄し、
平和な時が続く・・・・。
しかし、いつの日か
恐怖と破壊をもたらす影が
王国に忍び寄るかもしれない。
その時には新たなる
聖者への旅が彼らを
まっているであろう。
原文のままです
[ Return ]